法人開設後の手続き

法人開設後の手続き

法人開設後の手続きをしてきました。
具体的に言いますと、税務署に①法人設立届出書、②青色申告の承認申請書、③給与支払事務所等の開設届出書、④源泉所得税の納期の特例の承認に関する申告書、県税事務所に⑤法人設立届出書、信用金庫に⑥口座の開設に行ってきました。市役所への法人
設立届出書の提出は郵送で良いとのことなので郵送します。
短時間で多くの手続きをしなければいけないので、事前にネットから様式をダウンロードして書類を作成し、添付書類も確認して準備しました。信用金庫には一番近所の支店で良いのか、代表者の同行が必要なのかなどを事前に聞いておきました。

まずは信用金庫へ

準備万端でまずは近所の信金の支店に行くと「今年の4月からサテライト店舗になったので、母店に行ってください。」とのこと。電話で確認したのにと思いつつ、仕方ないので車で10分ほどの母店に向かいました。母店に着いて口座開設について相談すると今度は「代表者が来ないと口座は作れません。」と言われます。さすがに少しこれはないんじゃないかと思い「事前に確認して代表者の同行は必要ないと伺っています。」と訴えましたが、まぁとおる訳もなく、仕方なく出直すことになりました。待ち時間や移動時間も含めると1時間以上のタイムロスです。

県税事務所と税務署へ

口座開設は後回しにして、県税事務所に向かいます。こちらは問題なく手続き完了。

続いて、税務署に。申請書と添付書類を提出すると、法人の登記簿の写しを求められました。登記簿の写しが必要とはホームページには書いてありませんでした。「添付書類の一覧に登記簿の写しは入っていませんが必要なのですか?」と聞くと、必要とのこと。添付書類として記載してある「定款等の写し」の「等」の中に含まれていると言います。分かりづら過ぎると思いましたが、反論しても仕方ないですし、幸いにして登記簿の原本は持っていたのでコピーをお願いできないか頼んでみると、「近所のコンビニでコピーしてください。」との返答。コンビニでコピーを取って帰ってくると違う人が受け付けてくれたので、何気なく登記簿の写しが必要なのか聞いてみると、受付の人も添付書類の一覧に登記簿の写しが書いていないことに気づき、確認してきますと裏に消えました。しばらくすると、「以前は必要でしたが、今はいらなくなりました。ただ、参考にしたいので写しをいただけますか。」と言います。この回答には少しイラっとしてしまいました。そして、「添付書類として必要ないのであれば、この写しは他の申請に使います。参考に欲しいのであれば、そちらでコピーしてください。」と原本を渡しました。

時間がない中で手続きを済ませるために事前に確認して進めているのにこのような時間のロスは本当に疲れます。また、そんな対応にイラっとした自分に対しても後々自己嫌悪になって疲れます。もっと余裕を持って暮らしたいとつくづく思いました。

再び信金

税務署から帰って少し時間があったので代表を連れて信金に行き、何とか口座開設の申請も行うことができました。口座を開設するだけでも、法人を設立した目的、定款に記してある全ての事業に対してその目的や動機、口座を作る目的など色々と確認されました。後日、事務所の確認に来て、本店審査を経て口座を開設できるかどうかを決定するそうです。法人は口座ひとつ作るのも大変なんですね。

今回、相手の対応に対して色々と感じることがありましたが、銀行や官公庁の人たちは今後もお世話にならないといけないですし、穏やかに良い関係を築かないといけないなと反省した一日でした。